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はたらいてみる{ 山梨県南巨摩郡身延町 }
Update on 2016.05.17

身延町 あけぼの大豆マスター

町を挙げての一大プロジェクト!特産品の「あけぼの大豆」を使って、まちを元気に!

四季折々の豊かな自然と美しい清流のまち、身延町。

山梨県の南部に位置する身延町は、森林が約80%を占める山間部のまちです。

北から南にかけて流れる富士川は日本三大急流の一つでもあり、富士川舟運の拠点として栄え、
南にある日蓮宗総本山身延山久遠寺とともに、歴史や文化を育んできました。

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身延山久遠寺は枝垂れ桜が有名で、春には多くの観光客が訪れるスポットとなっています。

他にも、富士五湖の1つである“本栖湖”や、武田信玄の隠し湯として名高い“下部温泉郷”、
西島和紙の紙漉きを体験できる“なかとみ和紙の里”など、
四季折々の豊かな自然と美しい清流が貴重な資源をもたらしてくれます。

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そんな身延町では「安らぎと活力ある、ひらかれたまち」を目指して、地域の資源を活用しながら
全ての町民にやさしい、住んでよかったと実感できる町の実現に向けてまちづくりを行っています。 

しかし、身延町も少子高齢化が課題となっており、現在人口約1万3千人に対して
高齢化率40%以上と全国平均より高く、高齢化が急激に進んでいます。

その理由として大きく挙げられるのが“雇用”の問題です。
住民のほとんどは市街へ通勤をしているため、
身延町の中で「仕事」と「住まい」が完結できるケースはかなり少ないようです。



身延町の一大プロジェクト!「あけぼの大豆」のブランド化

そんな身延町の課題を解決するべく、立ち上がったのが
「あけぼの大豆」のブランド化プロジェクトです。

「あけぼの大豆」は大粒で食べごたえがあり、甘みと旨みが強いのが特徴で
曙地区と呼ばれる山間部で、明治時代より大切に育てられてきた”まちの特産品”です。

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食料が確保しにくい中山間地域では貴重な穀物として栽培がおこなわれ、
自家用の味噌や豆腐としても加工されていました。

近年では、未成熟大豆である枝豆も注目されていますが、
地域性が強く生産量が限られているあけぼの大豆は、入手が難しいことから「幻の大豆」と言われ
特にその枝豆は収穫期の数日しか市場に出回らず、とても希少となっています。


また、山間部地域で生産されてきたことから、技術継承がされにくく、
現在、生産している方々は80歳以上の高齢の方がほとんど。
10年ほど前から富士川沿いの平地でも徐々に生産者が増えてきているそうですが
あけぼの大豆を継承して、町の特産品として残していくためには、まだまだ力が足りていません。

そこで、町をあげて取り組むことになった「あけぼの大豆」の栽培・研究から
ブランド化へのお手伝いをしてくれる人(地域おこし協力隊)を募集することになりました。

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「自然豊かな土地ゆえ、住みやすい場所として移住してくる方もいますが、
甲府などの市街地へのアクセスも良いためか、仕事に関しては町外の企業へ勤めている方がほとんどです。
身延町で育ったUターン希望者も、仕事がなく地元へ戻るという選択はしにくいのが現実。
なんとかこの現状を「あけぼの大豆」を使って打開していきたいと考えています。」

そう話してくれたのは、身延町役場の産業課担当である日吉さん。
地域おこし協力隊として赴任してからは、日吉さんとも連携して仕事を進めていくことになります。



まずは、私たちと一緒にあけぼの大豆を栽培・研究します!

最終的には、「あけぼの大豆」の更なるブランド化を目指しています。
とは言っても、なかなか継承が進んでおらず、生産者たちは口伝えで感覚のもと、栽培を行ってきました。
そこで、まずは「あけぼの大豆」がどんなものかを学びながら、調査を進めてほしいと思っています。

地域おこし協力隊になって最初の仕事は、ずばり農作業です。

まず、あけぼの大豆の発祥の地である曙地区でも畑を借りて、
役場職員と一緒に、試験的に1から栽培をし、その特性について調査・研究をしていきます。
また、実際に栽培している農家で、生産技術も学んでいきます。

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「研究というと難しく感じてしまうかもしれませんが、
役場職員である私たちも、一緒になって調査・研究は進めていくので、その点は安心してください。
私たちだけではフォローしきれない部分や、ブランド化へのヒントとなる気づきなど
色んな視点を持ちながら一緒に勉強してもらえるといいなと思います。

また、生産技術を教えてくれる農家の方々は、60〜70歳代のお父さん・お母さん。
厳しさもありながら面倒見のいい団塊世代の方たちなので、色んな面でサポートしてくれると思います。」

ゆくゆくは研究しながら得た知識を活かして、あけぼの大豆をブランド化させるべく、
商品開発に取り組んだり、あけぼの大豆を活用した観光誘致のイベントや体験プログラムづくりなど
「身延町といえば、あけぼの大豆!」と思ってもらえるような仕掛けをしていきたいです。



若くて、体力があって、元気な隊員募集!(笑)

最後に、今回の募集について求める人物像をお伺いしました。

「赴任してしばらくの間は、役場に通ってもらいながら畑との往復となるので、
体力に自信のある方がいいと思います。

また、仕事で車を使うのはもちろんですが、畑のある曙地区など
町のほとんどは山間部が多いので、私生活においても車は必須です。

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食料などの確保は町のスーパーが2件ほどあり、
甲府などの市街地へは車なら1時間ほどで行けるので、生活する上で困ることはないかなと思います。

家探しについては空き家バンク制度を活用して探すことになりますが、
もちろん町も全面的にサポートします。

一から農業に携わりたい!という人も大歓迎ですが、
じっくり勉強しながら町に貢献したい、地域づくりに関わってみたいという方にとっても
就農とは一味違った経験ができるのではないかと思います。」


最後に、身延町の地域性についても聞いてみました。

「身延町は、町をあげての大きなお祭りはありません。
ただ、集落ごとに昔から伝わる文化や歴史があって、秋まつりとか集落ごとの行事があります。

今回の募集では、あけぼの大豆が仕事になりますが
地域行事や住んだ集落の集まりには、ぜひ積極的に関わってほしいし、
地元の方とも交流しながら一住民として町を盛り上げてほしいなと思います。

山間部では、買い物に行けない高齢者も多いので、移動スーパーが活躍しています。
テレビなどで見かけたことがあるかもしれませんが、
車に野菜や日用品を詰め込んで山あいの家を巡っているんですね。

山間部ならではというか、こういう地域の人々の助け合い精神は強いのかなと思います。」

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山間部ならではの生きる力と、そこに根付く歴史や文化。
身延町の「あけぼの大豆」にも、きっとたくさんの生きる知恵や思いが詰まっているのだと思います。

商品開発をすること、ブランド化させること、雇用を生み出すこと、観光につなげること。
どれ一つとっても簡単なことではないかもしれませんが、
町にとっても、今回採用される方にとっても、人生かけた一大プロジェクトになること間違いなしです。
ぜひ熱い思いを持って町おこしに協力してくれる方をお待ちしています。



今回の募集にあたり、こんなに可愛いイラストが入ったチラシも作成されました。
ぜひ合わせてご覧くださいね!!

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Information
勤務地身延町役場及び身延町内
募集職種地域おこし協力隊

申し込み受付を終了しました。
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