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Update on 2016.03.29

行ってきました「ハモニカ横丁げんき祭」

TURNSblog Report -2016.3.12-

山梨県富士吉田市の西裏地区は、昔ながらの商店街と、長屋が残る町。

もともとこの辺りは、1960年代頃に大変賑わっていた場所で
多くの人々が集まってはお酒を飲み楽しんでいたそう。
しかし、時代の流れとともに空き家が増え、町も衰退していきました。

今でもその頃の面影が残る建物は残っており、
昭和を感じられる、レトロ好きにはたまらない風景が多く見られます。

そんな空き家を活用し始め、再生させ、その完成披露を兼ねたイベントとして始まったのが
今年で3回目となる「ハモニカ横丁げんき祭」です。


私もお昼くらいに現地へ到着したのですが、着いた途端に大行列・・・・・!
商店街の歩道が埋まるほどの人で溢れかえっていました。

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山梨県内だけでなく、東京など他県からもたくさんの人が集まっており、
どうやら大行列のお目当ては、BEEK土屋さんが仕掛けた「パンまつり」のよう。

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土屋さんがえらんだ、なじみの山梨各地のパン屋さん10店舗ほどが
空き家スペースに集結し、そのパンを求めて多くのお客さんが集まってきたそうです。
パンは開始2時間ほどですべて完売したとか!すごい賑わいです。


BEEKの土屋さんは、1月に行われた”TURNSツアー山梨”のときにもアテンドしていただいた方で
山梨の人や暮らしを伝えるフリーマガジン『BEEK』を発行しています。

ここでは多くは語らないですが、土屋さんのつくるモノやシゴトには、
関わる人たちの想いや山梨の日常がそのまま切り取られ、伝わってきます。

先日発行された、ヤマナシ織物産地の魅力をつたえるフリーマガジン『LOOM』
とっても素敵で見ているだけでもワクワク、読み応えもあるものなので
興味のある方は、ぜひぜひ手にとって頂ければと思います。東京でも入手できますよ。



というわけで、話がだいぶ逸れてしまいましたが・・・
パン祭りの大盛況ぶりに、土屋さんも大忙しの様子でした。

IMG_8424【パンまつりの会場。すでにパンが売り切れたあとの写真ですみません…】


パンまつりが行われていた空き家を奥に進んでいくと、メイン広場とハモニカ横丁が見えてきます。
商店街の裏側に広がる長屋の一帯と空き地が、お祭り会場。


美味しそうな食べ物や、可愛い雑貨に、お酒がずらっと並んだバーカウンターから
青空ヘアカットや、軽トラの荷台に設置されたミニ映画館、ミニFM「ハモニカラジオ」など、
富士吉田を中心に地域でがんばる様々なジャンルのお店や人が出店されていました。

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そこで今回のお祭りの仕掛け人でもある、富士吉田市の地域おこし協力隊・赤松さんにも出会えました。

赤松さんは、大学時代に授業の一環で、富士吉田市を訪れるようになり
そのままこの地と周りにいる人々に惹かれ、大学在学中から地域おこし協力隊になったという異例な経歴の持ち主。

12910061_10205010315056840_930871926_n【右側の男性が、このイベントの仕掛け人・赤松さんです】

「アキナイ」というプロジェクトを立ち上げ、空き家や空き店舗を活用した地域再生に取り組み
昨年の夏には、築90年以上の空き店舗を再生して「ゲストハウスsaruya」もオープンさせました。

今回のお祭りのタイトルにある”ハモニカ横丁”も、赤松さんが仲間とともに再生させた6軒長屋で
現在は、移住者向けの短期滞在スペースとして活用されています。

12909546_10205010310536727_3943803738950767654_o【左手にある長屋が、ハモニカ横丁。人の熱気がすごいです】


赤松さんは、この3月で地域おこし協力隊の任期は終了し、いよいよ個人としての活動が始まります。

といっても、活動拠点としてsaruyaも稼働しており、
何より赤松さんの周りには、一緒に富士吉田を盛り上げているたくさんの仲間がいます。
げんき祭りに行って思ったのは、
たくさんの若い人が集まってくる原動力が、ここにはあるんだなということ。

電車を降りて、駅から少し歩くあいだ、町は少し寂れているようで、空き家も目立ち
よくある田舎の町の風景なんだと感じていました。
それは、1月にツアーで来たときには見えていなかった町の様子で
だからこそ、げんき祭の会場が近づいてきたときに感じた、熱狂や盛り上がりは
より大きくみえたのだと思います。

地域に入って活動することは簡単ではありませんが、
小さなことから始まって、それが町の原動力になっていき、少しずつでも町が元気になっていく。
まさに、町にげんきがたくさん集まった「げんき祭」でした。



そんなげんき祭の最後の企画は、馬喰町バンドの特別ライブでした〜!

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東京を中心に活動する男性3人組のグループなのですが
見なれない楽器を奏で、民族音楽のようでいてどこか懐かしいような、独特の世界観を持っています。

そんな、まさに富士吉田にぴったりな音楽とともに、富士吉田での夜は過ぎていき、
やっぱり地域って素敵だなあと再認識する1日でした。




こんな感じで、地域に関わる私たちが感じたことや見てきたものを、
不定期ですがお伝えしていければと思っています。
どうぞ暖かく見守っていただけると幸いです。(スイ)

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